【下鴨神社】流し雛

下鴨神社の「流し雛」は、桃の節句に行われる子供たちの無病息災を願う神事で、下鴨神社の境内を流れる御手洗川(みたらしがわ)に厄を移した人形を流します。

下鴨神社の流し雛では「桟俵(さんたわら)」と呼ばれる籠に乗せた「夫婦雛(めおとびな)」を流します。
毎年、大勢の方が一斉に「夫婦雛」を御手洗川に流しますが、その様子はとても壮観です。

「桟俵(さんたわら/夫婦雛)」は、下鴨神社の楼門を入ってすぐにある舞殿の前でいただくことができます。
その日に買われた桟俵は家に持ち帰り、お守りとして1年飾った後、翌年に流すそうですが、その日に買われた桟俵を、その日に流されても良いそうです。

■十二単の着付けの公開


下鴨神社の流し雛では「お内裏様」と「お雛様」が登場します。

毎年、新婚のご夫婦が選ばれてお内裏様役とお雛様役を務めますが、流し雛を行う30分前の10:30になるとお雛様役の十二単の着付けが解説付きの公開で行われます。

公開の着付けは下鴨神社の楼門を入って右手にある「橋殿」で行われます。
流し雛の日は橋殿にひな人形が飾られますが、その前で行われます。

■下鴨神社の流し雛のスケジュールと行われる場所


10:00受付開始「桟俵(さんたわら/夫婦雛)」の授与が舞殿の前で開始されます。
10:30お雛様の衣装の公開き付け「橋殿」のひな人形飾りの前で、お雛様の十二単の衣装の着付けが解説付きの公開で行われます。
11:00流し雛まず下鴨神社の境内を流れる御手洗川にある「井上社(御手洗社)」で儀式が行われた後、お内裏様とお雛様が流し雛を行います。
流し雛は下鴨神社の神職や関係者、そして芸子舞子さんや地元の幼稚園児なども行います。
12:00前一般参列者の流し雛一般参列者の流し雛は例年12:00前頃から行われます。
舞殿の前で「桟俵(さんたわら/夫婦雛)」の授与が行われます。
橋殿で雛人形のお飾りと、お雛様の十二単の着付けが行われます。
「桟俵」を授与を受け、一般参加者が流し雛を行うまで待機する場所です。
お内裏様とお雛様がお座りになる場所です。
お内裏様とお雛様が流し雛を行う場所です。
一般参列者が流し雛を行う場所です。井上社の前の御手洗川の両岸に分かれて行えます。

■基本情報


【流し雛】
 ◇日時
  ・2024年03月03日(日) 10:00~
 ◇場所
  ・下鴨神社
 ◇拝観料
  ・無料
   ※流し雛(桟俵(さんたわら/夫婦雛))は別途初穂料が必要です

【下鴨神社】
 ◇参拝時間
  ・開閉門時間:6:00~17:00
 ◇拝観料
  ・無料
 ◇定休日
  ・なし

■アクセス


【下鴨神社】

 ◇所在地
  〒606-0807
  京都市左京区下鴨泉川町59
  TEL:075-781-0010 / FAX:075-781-4722
 ◇電車
  ・京都地下鉄:北大路駅より バス5分
  ・京阪:出町柳駅より 徒歩8分
 ◇バス
  ・京都市バス:下鴨神社前より 下車すぐ
 ◇駐車場
  ・あり
  

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