【下鴨神社】みたらし祭(足つけ神事)

みたらし祭(足つけ神事)は平安時代の貴族が季節の変わり目(土用)に穢れを祓った事が始まりで、現在は夏の土用の期間中に下鴨神社の境内にある御手洗池に足をつけ、ロウソクを献灯して無上息災を祈願する京都の夏の風物詩となっています。

夜になるとロウソクの灯りが水面に映り、御手洗池は神秘的な雰囲気に包まれます。

京都の夏の風物詩

みたらし祭(足つけ神事)は、毎年大勢の人で賑わい、京都の夏の風物詩となっています。

受付で献灯料を納めると下足所で素足になり、裾をひざ下の辺りまで捲り上げます。

足元の準備が整ったらロウソクを受け取り、御手洗池に向かいます。

輪橋(そりはし)の下をくぐり御手洗池に進みます。

御手洗池は大勢の人で賑わい、皆さん思い思いにロウソクに火を灯し、献灯を行っていました。

夜と昼で雰囲気が全く異なり、日中は小さいお子さんを連れたご家族がみたらし祭を楽しんでいました。

御神水で身体の内側から清める

みたらし祭のお清めは足つけ神事だけではありません。
御手洗池から上がった後は「御神水」をいただき身体の内側から全身を清めます。

「足形祈祷木」で足腰の健康祈願

「みたらし祭(足つけ神事)」の期間中は足を御手洗池に浸すことに因み「健脚祈願」も併せて行われています。

「足形祈祷木」に名前等を記入し、御手洗池の前にある御手洗社に納めて祈願します。

境内はお祭りムード一色

みたらし祭(足つけ神事)の期間中は、下鴨神社の糺の森に屋台が並び、境内はお祭りムード一色になります。

基本情報

【みたらし祭(足つけ神事)】
 ◇日時
  ・2024年07月19日(金)~28日(日)09:00~20:00
 ◇場所
  ・下鴨神社
 ◇御灯明料
  ・大人 500円 / 中学生以下 無料
 ◇2025年開催日時
  ・2025年07月18日(金)~27日(日)※予定

【下鴨神社】
 ◇参拝時間
  ・開閉門時間:6:00~17:00
   ※みたらし祭(足つけ神事)開催期間中は20:00まで開門
 ◇拝観料
  ・無料
 ◇定休日
  ・なし

アクセス

【下鴨神社】

 ◇所在地
  〒606-0807
  京都市左京区下鴨泉川町59
  TEL:075-781-0010 / FAX:075-781-4722
 ◇電車
  ・京都地下鉄:北大路駅より バス5分
  ・京阪:出町柳駅より 徒歩8分
 ◇バス
  ・京都市バス:下鴨神社前より 下車すぐ
 ◇駐車場
  ・あり
  

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