【上賀茂神社】着初式 鎧の儀(鎧着初式)

平安時代の武将「賀茂次郎(源義綱)」が賀茂神社で元服した故事に因み、元服や鎧を新調した際に行う「着初式(きぞめしき)」が上賀茂神社で執り行われます。
鎧武者が境内を参進し、鎧児に烏帽子や兜が授けられます。

着初式 鎧の儀(鎧着初式)の準備(11:00頃)

11:00には関係者が集まり上賀茂神社の「庁屋(庁の舎)」で着替えや鎧の着付けなど、準備を行っています。

12:00を過ぎると鎧の着付けを終えた武者たちが庁屋(庁の舎)の庭に出て禊(みそぎ)を行います。

今年、烏帽子や兜を授かる鎧児も見よう見真似で身を清めます。

禊が終わると列を整えます。

庁屋(庁の舎)を出発(12:30頃)

12:30になると、鎧着初式の武者行列が出立します。

庁屋(庁の舎)を出発した武者行列の一行は、ならの小川に沿って南下し、上賀茂神社の境内を出て「酒殿橋」を渡り、一の鳥居の前に進みます。

一の鳥居前で整列(12:45前)

12:45少し前に、武者行列の一行は一の鳥居の前に整列し、隊列を整えます。

本殿に参進(12:45頃)

12:45頃に武者行列の一行は一の鳥居をくぐり、本殿に向かって参進します。

二の鳥居をくぐると、武者行列の一行は上賀茂神社の境内の土屋を目指します。

土屋で修祓(13:00前)

本殿を目指す武者行列の一行は、まずは土屋に入り、本殿に昇る前に修祓(しゅばつ・身を清める儀式)を行います。

本殿に昇殿(13:00)

13:00になると武者行列の一行は土屋を出発し、普段は渡れない「玉橋」を渡って本殿に昇ります。

本殿での神事(13:10頃)

本殿に昇った武者行列の一行は、本殿で神事を執り行いますが、10分ほどで神事を結んで戻ってきます。

御所舎に到着(13:15前)

本殿での神事を結ぶと、武者行列の一行は二の鳥居を出て、御所舎に入ります。

着初式 鎧の儀(13:15頃)

13:15頃に神職も御所舎に参進し「着初式 鎧の儀」が開始されます。

奉納謡

烏帽子と兜の授与が終わると、観世流能楽師による奉納謡が行われます。

着初式 鎧の儀が終わると、御神酒の接待が行われます。

記念撮影(14:00頃)

「着初式 鎧の儀」の後に記念撮影を行います。

皆さん、儀式が終わって表情も朗らかです。

庁屋(庁の舎)に帰陣(14:15)

記念撮影が終わると、来た道を戻り、庁屋(庁の舎)に戻ります。

二の鳥居から一の鳥居に向かい、一の鳥居を過ぎて「酒殿橋」を渡ります。

そしてならの小川沿いに進み、庁屋(庁の舎)を目指します。

14:30頃になると解散となります。

基本情報

【着初式 鎧の儀(鎧着初式)】
 ◇日時
  ・2024年11月23日(土祝)12:30~15:00
 ◇場所
  ・上賀茂神社(賀茂別雷神社)
 ◇拝観料
  ・無料
 ◇次回開催予定
  ・2025年11月23日(日祝)※予定/毎年、11月23日の勤労感謝の日に斎行

【上賀茂神社(賀茂別雷神社)】
 ◇拝観時間
  ・08:00~17:00
 ◇拝観料
  ・無料

アクセス

【上賀茂神社(賀茂別雷神社)】

 ◇所在地
  〒603-8047
   京都市北区上賀茂本山339番地
   TEL:075-781-0011 FAX:075-702-6618
 ◇電車
  ・京都市営地下鉄:北大路駅より バス10分
  ・京都市営地下鉄:北山駅より バス10分
 ◇バス
  ・京都市バス:上賀茂神社前より 下車すぐ
 ◇車
  ・駐車場 あり(有料)

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