【安井金比羅宮】終い金比羅祭

毎月10日は金比羅大神様の御縁日で、12月はその年で最後の御縁日となることから、特に「終い金比羅祭(しまいこんぴらさい)」と尊ばれます。
この日から翌年の1月10日まで授与所にて縁起物の「稲宝来(いねほうらい)」が授かれます。

終い金比羅祭の準備(08:00~)

いつもは大勢の参拝客で長い行列となっている「縁切り縁結び碑(えんきりえんむすびいし)」も平日の早朝08:00頃は人もまばらです。

「終い金比羅祭」当日、境内を訪れると、手水舎が山盛りの「日蔭蔓(ひかげのかずら)」で覆われていることに驚きます。

瑞々しい緑をたたえる「日蔭蔓(ひかげのかずら)」は、古来より清浄の証とされ、数々の神社の祭事で使用されています。

終い金比羅祭(10:00~)

10:00になると神職が本殿に参進します。

終い金比羅祭が終わると縁起物の「稲宝来」の授与が始まります。
その「稲宝来」も本殿に供され、終い金比羅祭が行われます。

本殿での神事が終わると、神職が境内の末社をお参りします。(10:20頃)
まずは本殿奥にあるよう「遥拝所(ようはいじょ)」をお参りします。
こちらは香川県の金刀比羅宮への遥拝所だそうです。

次に「秋葉社(あきばしゃ)」「人丸社(ひとまるしゃ)」「囁社(ささやきしゃ)」の三社をお参りします。

次に八大力尊社(はちだいりきそんしゃ)をお参りします。

次に久志塚(櫛塚)(くしづか)をお参りします。

次に安井天満宮(やすいてんまんぐう)をお参りします。

最後に「厳嶋社(いつくしましゃ)」「稲荷社(いなりしゃ)」をお参りして、終い金比羅祭は終了します。(10:30頃)

吉兆来福「稲宝来」の授与(11:00頃~)

「終い金比羅祭(しまいこんぴらさい)」が終わり、11:00頃になると「稲宝来(いねほうらい)」の授与が開始されます。

基本情報

終い金比羅祭
 ◇日時
  ・2024年12月10日(火)10:00~
 ◇場所
  ・安井金比羅宮
 ◇拝観料
  ・無料
 ◇次回開催日時
  ・2025年12月10日(水)※予定/毎年12月10日に斎行

【稲宝来(いねほうらい)の授与】
 ◇日時
  ・2024年12月10日(火)~2025年01月10日(金)
 ◇場所
  ・安井金比羅宮 授与初
 ◇初穂料
  ・4500円

【安井金比羅宮】
 ◇拝観時間
  ・09:00~17:30
 ◇拝観料
  ・無料

アクセス

安井金比羅宮

 ◇所在地
  〒605-0823
  京都市東山区下弁天町70
  TEL:075-561-5127 FAX:075-532-2036
 ◇電車
  ・京阪:祇園四条駅より 徒歩9分
  ・阪急:京都河原町駅より 徒歩15分
 ◇バス
  ・京都市バス:東山安井より 徒歩3分
 ◇駐車場
  ・あり

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