【伏見稲荷大社】初午大祭 |
「初午(はつうま)」とは、2月の最初の午(うま)の日です。
伏見稲荷大社では、この日に五穀と農耕の神である「稲荷大神」が稲荷山の三ヶ峰に降臨されたことから、2月最初の午の日を特に「初午」と称して尊び、大祭を行っているのです。
「初午大祭」は、2月が農耕を始める時期であったことから、この日に五穀豊穣の祈願をしたのが始まりですが、近年は商売繁盛・開運招福・家内安全を願う大祭として「京洛初春第一の祭事」とされています。
この日は多くの方が「しるしの杉」を買い求めにやってきます。
「しるしの杉」は、平安時代、熊野詣の行き帰りに、旅の無事を祈って「杉の小枝」をいただいたのが始まりで、現在はお稲荷さんの御神木である杉をいただき、それをお店や会社に飾ることで商売繁盛と開運招福を、そして家に飾ることで家内安全のご利益をいただくというものです。
■各企業からの「初午大祭献品」
「初午大祭」には、各企業から商売繁盛を願ってたくさんの奉納品が納められます。
各企業とも趣向を凝らし、豪華さを競うように奉納品を収めるので、外拝殿が野菜やお米、お酒などで溢れかえります。
贅沢すぎる程の豪華絢爛ぶりで、「初午大祭」が「京洛初春第一の祭事」と云われる所以が良くわかります。
■初午大祭のスケジュール
「初午大祭」は8:00から開始で、この時間より「本殿」で儀式が行われますが、7:30頃になると、神職がその儀式に向かう準備を「社務所」の前で行います。
これから儀式に向かう神職や巫女の皆さんが、ここで禊(みそぎ)を行うのです。
禊(みそぎ)が終わると本殿に移動します。
禊は7:30頃から始まり、7:50頃に終わります。そして8:00より本殿で儀式が始まります。
9:00になると、「神楽殿」で神楽の奉納も始まります。
こちらも見学自由なので、どなたでも神楽の舞を見ることができます。
■基本情報
【初午大祭】
◇日時
・2025年02月06日(木)08:00~
◇場所
・伏見稲荷大社
◇拝観料
・無料
【伏見稲荷大社】
◇拝観時間
・24時間拝観可能(※定休日なし)
◇拝観料
・無料
■アクセス
【伏見稲荷大社】
◇所在地
〒612-0882
京都市伏見区深草薮之内町68番地
TEL(075)641-7331/FAX(075)642-2153
◇電車
・JR:稲荷駅より 下車すぐ
・京阪:伏見稲荷駅より 下車すぐ
◇バス
※適した最寄りのバス停は周辺にナシ(※周辺の道路混雑の為)
◇駐車場
・175台(無料)5:00~22:00