【三十三間堂】楊枝のお加持 |
※写真:蓮華王院 三十三間堂 公式HPより
三十三間堂では、毎年1月15日に近い日曜日に「楊枝のお加持(やなぎのおかじ)」と「大的全国大会(大的大会/通し矢)」が行われています。
その為、「楊枝のお加持」を受けた後、合わせて「大的全国大会(大的大会/通し矢)」も見学するのがお勧めです。
「楊枝のお加持(やなぎのおかじ)」は、観音さまに7日間祈願した法水を「楊枝(やなぎ)」という聖樹で注いでいただき、諸病を除くお加持を授かる法要です。
特に頭痛に効くと云われていますが、これは後白河天皇の頭痛平癒の逸話など、三十三間堂が別名で「頭痛平癒寺」と呼ばれていたことに因んでいる為です。
「楊枝のお加持」が行われる場所と列への並び方 |
「楊枝のお加持(やなぎのおかじ)」は、「大的全国大会(大的大会/通し矢)」と同じ日に行われています。
その為、この日の三十三間堂は「楊枝のお加持」の参拝客と「大的全国大会」の出場者とそのご家族、そして「大的全国大会」の見物客が勢揃いするので、東大門前の通りが人でいっぱいになる程の混雑となります。
2024年は「楊枝のお加持」の参拝客と、「大的全国大会」関係とで入り口が分かれていました。
「楊枝のお加持」の参拝客は駐車場側の入り口(①)から、「大的全国大会」関係は南大門側の通用口(⑤)から入場することになっていました。
どちらも朝7時には列が出来始め、開始時間前にはとても長い列になるので、並ぶ列を間違えないように注意が必要です。
「楊枝のお加持」の参拝客の列は、駐車場側に並びますが(①のあたり)、8時30分になると駐車場の門が開き、拝観受付(②)の前まで移動します。
9時に拝観受付が開くと、そのまま本堂に進み、本堂の中央(⓷)の「千手観音坐像」の前で「楊枝のお加持」を受けることになります。
その後は本堂をぐるりと回り、出口(④)から退出します。
尚、「楊枝のお加持」側から「大的全国大会」の方へは通行止めになっていて行くことができません。
「大的全国大会」に行くには南大門側の通用口(⑤)の列に並んで入らないといけません。
基本情報 |
【楊枝のお加持】
◇日時
・2024年01月14日(日)9:00~16:00
※毎年1月15日に近い日曜日に開催
◇場所
・三十三間堂(蓮華王院)
◇拝観料
・無料
※「楊枝のお加持」当日は、本堂の拝観料が無料です。
※「楊枝のお加持」も無料で受けることができます。
◇次回開催予定
・2025年1月12日(日)9:00(※予定)
【三十三間堂(蓮華王院)】
◇拝観時間
・4月1日~11月15日 8時30分~17時
・11月16日~3月31日 9時~16時
◇拝観料
・一般 600円(550円)
・中高生 400円(350円)
・小学生 300円(250円)※括弧内は団体料金(25名以上)
アクセス |
【三十三間堂(蓮華王院)】
◇所在地
〒605-0941
京都市東山区三十三間堂廻り町657
TEL:075-561-0467
◇電車
・京阪:七条駅より 徒歩10分
◇バス
・京都市バス:博物館三十三間堂前より 下車すぐ
◇駐車場
・あり(約50台)