【三十三間堂】大的全国大会(大的大会/通し矢) |
※写真:蓮華王院 三十三間堂 公式HPより
「大的全国大会(大的大会/通し矢)」は、20歳を迎えた弓道有段者と称号者が全国から2000人近く集まり、三十三間堂の端から端までを矢で通し、的を射る弓道大会です。
新成人が晴れ着姿で矢を射る勇壮かつ華やかな姿を間近で見ることができます。
「大的全国大会(大的大会/通し矢)」は、毎年1月15日に近い日曜日に行われています。
同じ日に「楊枝のお加持(やなぎのおかじ)」も開催されるので、両方合わせて見学することをお勧めします。
「大的全国大会」が行われる場所と列への並び方 |
「大的全国大会(大的大会/通し矢)」の日は、「楊枝のお加持」も開催されているので非常に多くの人で混雑しています。
「大的全国大会(大的大会/通し矢)」と「楊枝のお加持」は入場口が分かれているので、並ぶ列を間違わないよう注意が必要です。
「大的全国大会(大的大会/通し矢)」は「南大門」や「太閤塀」がある方の通用門(①)から入場します。
三十三間堂には七条通りから来ることが多いと思いますが、七条通りから入ってすぐの駐車場側の入り口に「楊枝のお加持」の列(⑥)ができています。
ついついこの列に並んでしまいがちですが、「楊枝のお加持」から「大的全国大会」へは移動できないので、誤って並んでしまわないよう注意が必要です。
「南大門」や「太閤塀」がある方の通用門(①)で、2024年度の開催時は「選手:午前7時入場」「観覧者:午前9時入場」となっていました。
選手のご家族は、残念ながら選手と一緒に午前7時に入場することができませんでした。
選手のご家族も、観覧者と同様に午前9時に入場ができるようになります。
2024年度の「大的全国大会(大的大会/通し矢)」のプログラムは以下の通りでした。
8:10 | 開会式 |
8:30 | 矢渡 |
9:00 | 成人男子の部 |
11:00 | 成人女子の部 |
15:00 | 称号者の部 |
16:00 | 閉会式 |
通用門(①)を入って②の辺りでは、選手が出場の順番を待ちつつ、準備を行っています。
⓷の辺りが矢を射る射場で、もうすぐ順番が来る選手が整列しています。
④の辺りで選手が矢を射る姿を見物できますが、写真撮影はもちろん立ち止まることも禁止で、ゆっくりと歩いて通り過ぎつつ見ることになります。
選手の親御さんは自分の家族の晴れ舞台を応援したいでしょうが、残念ながらここで立ち止まってご家族の出番を待つことはできません。
最後は⑤の出口から会場を後にしますが、逆行はできないので、もう一度「大的全国大会(大的大会/通し矢)」を見物したい場合は「通用門(①)」の列に並ばなくてはなりません。
尚、⑤の出口は「楊枝のお加持」を行っている本堂の入り口でもありますので、そのまま本堂に進んで「楊枝のお加持」を受けるのもお勧めです。
「楊枝のお加持」の方から「大的全国大会(大的大会/通し矢)」へは行けませんが、「大的全国大会(大的大会/通し矢)」から「楊枝のお加持」の方へは行くことができます。
大会終了後は、多くの新成人が晴れ着姿で記念撮影を行っていました。
三十三間堂の境内はどこも大賑わいで、勇壮な袴姿と、華々しい晴れ着姿が見渡す限りに広がっていました。必見です。
基本情報 |
【大的全国大会(大的大会/通し矢)】
◇日時
・2024年01月14日(日)7:00~16:00
※毎年1月15日に近い日曜日に開催
◇場所
・三十三間堂(蓮華王院)
◇次回開催予定
・2025年1月12日(日)8:00(※予定)
【三十三間堂(蓮華王院)】
◇拝観時間
・4月1日~11月15日 8時30分~17時
・11月16日~3月31日 9時~16時
◇拝観料
・一般 600円(550円)
・中高生 400円(350円)
・小学生 300円(250円)※括弧内は団体料金(25名以上)
アクセス |
【三十三間堂(蓮華王院)】
◇所在地
〒605-0941
京都市東山区三十三間堂廻り町657
TEL:075-561-0467
◇電車
・京阪:七条駅より 徒歩10分
◇バス
・京都市バス:博物館三十三間堂前より 下車すぐ
◇駐車場
・あり(約50台)